6月のCPI鈍化は煙幕か?ブレント原油は125ドルまで上昇の可能性、中東紛争が来月のインフレ統計を再燃させるリスク
TradingKey - 米国の6月消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る鈍化を示したが、FRBのウォッシュ議長は、現在の最優先課題は物価の安定を回復し、過去5年間の高インフレを過去のものにすることであることを強調し、タカ派的な発言を行った。米東部時間7月14日、米国労働統計局が発表したインフレデータによると、6月のCPI(季節調整前)は前年同月比で3.5%上昇し、市場予想の3.8%を大幅に下回った。前月比では0.4%低下し、こちらも予想されていた0.1%の低下を上回る下落幅となった。コアインフレについては、コアCPIの前月比が0%となり、市場予想の0.2%に対して2021年1月以来の最小の伸びを記録した。全体として、エネルギー価格の下落により6月のCPIの鈍化は予想を上回ったものの、現在の前年比3.5%の上昇はFRBが掲げる2%のインフレ目標とは依然として距離があり、深刻なインフレ圧力が残っている。