Georgina McCartney Arathy Somasekhar Ernest Scheyder
[ヒューストン 9月3日 ロイター] - 米石油・ガス生産会社コノコフィリップスCOP.Nは、広範なリストラ計画の中で20-25%の人員削減を行うと、同社の広報担当者が水曜日に述べた。
同社の株価は4.7%安の約94ドル。
コノコフィリップス関係者4人がロイターに語ったところによると、従業員は今朝、ライアン・ランス最高経営責任者(CEO)からのビデオメッセージを含む電子メールを受け取ったという。同社は、木曜日の午前9時(米国中部時間)にタウンホールミーティングを開催する予定だという。
コノコフィリップスは全世界で約13,000人の従業員を抱えており、2,600人から3,250人の従業員が影響を受けることになる。コノコフィリップスの広報担当者デニス・ナスは、ロイターへの電子メールでの回答で、削減のほとんどは年内に行われると述べた。
新組織と新経営陣は9月中旬に公表され、新組織は2026年までに実施されると、2人の情報筋が述べた。
石油大手のシェブロン (link) CVX.Nも 今年初め、サービス 会社のSLB (link) SLB.N と同様にレイオフを発表した。
4月、2人の情報筋がロイターに語ったところによると、ヒューストンに本社を置くコノコフィリップスは、経営コンサルティング会社のボストン・コンサルティング・グループを雇い、 社内で "コンペティティブ・エッジ "と呼ばれるリストラ ( (link) )とレイオフ・プログラムについて助言を求めたと いう。
コノコフィリップスの第2四半期の純利益は約20億ドルに縮小し、COVID-19が需要を荒廃させた2021年3月期以来の低水準となった。同社は5月に市場の不確実性とボラティリティを警告し、資本効率の向上と組織全体のコスト削減を検討していると付け加えた。