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EXCLUSIVE-OPECプラス、9月に大幅増産へ 減産解消=関係筋

ロイターJul 7, 2025 10:29 AM

Alex Lawler Olesya Astakhova Ahmad Ghaddar

- 関係筋5人によると、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成する「OPECプラス」は9月の大幅増産を承認する見通しだ。

有志8カ国が自主減産を完全に解消するほか、アラブ首長国連邦(UAE)が生産枠を引き上げる。

OPECプラスは減産分(日量217万バレル)の縮小を4月に開始。4月には日量13万8000バレル、5月、6月、7月は日量41万1000バレルの増産を行った。今月5日のオンライン会合では、8月に日量54万8000バレル増産することで合意した。

関係筋によると、来月3日の会合では9月の日量約55万バレルの増産を承認する可能性が高い。これにより、有志8カ国による日量217万バレルの減産が全て解消されることになる。

有志8カ国はサウジアラビア、ロシア、UAE、クウェート、オマーン、イラク、カザフスタン、アルジェリア。

関係筋によると、これに加え、UAEが新たな生産枠に移行し、日量30万バレルの追加増産も完了する見通し。

9月の増産が実現すれば、4月以降の総増産量は日量247万バレルとなり、世界の需要の2.5%弱に相当する。

サウジアラビアの生産量は日量1000万バレル近く、UAEは日量337万5000バレルとなる。

UAEは長年、日量約300万バレルという低い生産枠に不満を表明しており、日量400万バレル以上生産できる能力に多大な投資を行ってきたと主張していた。

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