
Vivek Kumar M Nandan Mandayam
[ 2月13日 ロイター] - インドのIT株は金曜日、AIがITセクターに与える影響への 懸念に端を発した暴落で時価総額約500億ドルを失い、2020年3月以来最悪の週となった。
ウォール街でのハイテク主導の下落を受けて売りが強まり、利幅縮小への懸念がアップル
技術系スタートアップのAnthropicが先月ツールを発表したことで、 世界的なハイテク売りが誘発さ れ、生成的AIの急速な導入がインドの2830億ドルのITサービス産業を根底から覆す可能性があるとの懸念が強まった (link)。
ニフティIT.NIFTYIT指数は金曜日に5.2%も下落したが、IST午後1時にはおよそ1.7%まで下げ幅を縮小した。
週間では9.4%の下落となり、COVID-19が世界市場を襲った 2020年3月上旬以来の急落となった。
ヘンダーソン・ファーイースト・インカムのポートフォリオマネジャー、サト・ドゥフラは、AIはインドのIT企業が活用すべき機会を提供すると述べた。「AIを脅威ではなくチャンスに変える方法を伝えるという点で、企業はおそらく最大の仕事をしていないと思う」とドゥフラ氏。
J.P.モルガンのアナリストは、AIによって顧客が支出を振り向けるようになるため、インドのIT企業が成長目標を達成できない可能性があるとの投資家の懸念を指摘した。
しかし、同証券会社は、AIがエンタープライズ・グレードのソフトウェアを自動生成し、ITサービス企業がサイクル全体で生み出す価値に取って代わると考えるのは「単純化しすぎ」だと指摘した。
「ITサービス企業は依然としてハイテク業界の配管工であり、エンタープライズ・ソフトウェア/SaaSがエージェントによってオーダーメイドで書き直される場合、エンタープライズ・コンテキストで動作し、AIによる無駄を最小限に抑えるためには、大規模なサービス配管が必要になる。」
金曜日のインドのIT関連株は、業界トップのタタ・コンサルタンシー・サービシズTCS.NSが2.4%安となったのを筆頭に、インフォシスINFY.NSが2.2%安、HCLテックHCLT.NSが1.2%安となった。