
Juby Babu
[11日 ロイター] - 米ネットワーク機器大手シスコシステムズCSCO.Oが11日発表した第2・四半期(11-1月)の調整後粗利益率は67.5%と、LSEG集計のデータに基づくアナリスト予想平均の68.14%に届かなかった。
世界的な人工知能(AI)用データセンター建設ラッシュに伴うメモリー半導体の供給不足への対応に苦戦しているためで、株価は時間外取引で一時7%下落した。
第2・四半期の売上高は153億5000万ドルで、アナリスト予想平均の151億2000万ドルを上回った。
26年度通期売上高見通しは、従来の602億-610億ドルから612億-617億ドルに引き上げた。
ディレクシオンの資本市場責任者を務めるジェイク・ベハン氏は「堅調な需要と収入加速は今期のシスコにとって明らかなプラスだが、利益率が圧迫されたことは今回の業績報告の輝きをある程度失わせたのは間違いない」と述べた。
シスコのチャック・ロビンズ最高経営責任者(CEO)は、最近のメモリー半導体価格上昇を受け、同社が既に製品価格を引き上げ、パートナーや顧客と契約条件の見直しを進めていると説明した。
その上で「(次世代ネットワーク向けの統合型高性能シリコンの)シリコン・ワンや光学製品に対する力強い需要を踏まえると、AI関連受注は50億ドルを超え、26年度のハイパースケーラーからのAIインフラ関連収入は30億ドルに上るとみている」と付け加えた。