
[シンガポール 2月6日 ロイター] - ムーディーズがインドネシアの格付け見通しを引き下げたことを受け、東南アジア最大の経済圏である同国にとって、年の初めから波乱含みとなっている中で最新の衝撃として、インドネシアの市場は金曜日にさらなる圧力を受ける可能性がある。
ムーディーズは木曜日、インドネシアの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたと発表した。 (link) MSCIが (link) 透明性の問題を指摘し、800億ドル以上の市場暴落を引き起こした数日後、政策決定の予見可能性が低下したとしている。
インドネシアのエアランガ・ハルタルト首席経済相は、格付け会社や世界の金融市場は同国の新たな成長戦略を「まだ理解していない」と述べ、この措置を軽視した。
注目されるのはルピアIDR=である。ルピアは、中央銀行の独立性に対する懸念から、先月末につけた1米ドル=16,985ルピアの史上最安値付近で下げ止まっている。年初来では1%近く下落している。
ベンチマークであるジャカルタ総合指数.JKSEは、木曜日に0.5%安で取引を終え、これまでのところ週間で2.7%下落しており、先週の6.9%下落をさらに拡大する勢いだった。
OCBCのエコノミストはメモの中で、「ムーディーズの見通し引き下げは警告の一撃であり、特に政策決定の本質が依然として不確実性の高まりに左右される場合、他の格付け会社も追随する可能性がある」と述べた。
「今後12カ月から18カ月の間に信用格付けの引き下げを回避するためには、信頼できる政策選択が引き続き必要であるため、当局の対応はさらに注視されるだろう。
インドネシアの国際債は木曜日、ムーディーズの発表を受けて下落した。トレードウェブのデータによると、ドル建ての長期債は0.003─0.005ドル下落し、多くの債券がこの5カ月で最も低い水準で取引された。
売り圧力が残る
(link) (link) (link) 財政赤字の拡大や中央銀行の独立性など、プラボウォ・スビアント大統領の下での政策の不確実性に対する投資家の懸念が高まる中、インドネシアの株式市場の暴落は、1兆4,000億ドル規模のインドネシア経済に再びスポットライトを当てている。
当局者の改革への誓い (link) や、金融規制当局と証券取引所のトップ5人の辞任 (link) も、資金流出が続く市場を安定させるには至っていない。
取引所のデータによると、先週水曜日以降、外国人は約8億6000万ドル相当の株式を売却した。2025年には10億ドル相当の株式が売られた。