
Greta Rosen Fondahn
[ストックホルム 2月5日 ロイター] - 世界最大の錠前メーカーであるスウェーデンのアッサ・アブロイASSAb.STは木曜日、クローナ高が第4・四半期の利益を圧迫したものの、米国の住宅市場は底を打ったとの見方を示し、株価を引き上げた。
ニコ・デルヴォー最高経営責任者(CEO)は、米国の住宅市場は依然として厳しいものの、「間違いなく底を打ったと信じている」と述べた後、同社の株価は1000GMT(日本時間午後7時00分)時点で約2.5%高となり、年初からの上昇率は8%となった。
アッサ・アブロイは、売上高の約半分を米国で計上しているが、住宅建設に支障をきたす高い借入金と材料費によって打撃を受けている (link)。
営業利益は前年同期の65億8000万クローナから64億6000万クローナ(7億1810万ドル)に減少し、既存事業売上高は4%増加した。LSEGが調査したアナリストの平均予想は64億7000万クローナだった。
全体の売上高は3%減少したが、これはクローナ高による為替影響が10%のマイナスとなったため。
米州は予想を上回る
デルヴォー氏は、2025年を「関税、高金利、地政学的不確実性の高まりを特徴とする厳しい市場環境」と表現した。
デルヴォー氏は、米国の新築物件の短期的な回復は予見していないものの、「撤去と取替え」活動の回復については「もう少し前向き」だと感じていると述べた。また、北米の非住宅部門は好調であると付け加えた。
米州部門の四半期売上高は既存事業ベースで5%増加し、JPモルガンのアナリストはこれを「意外な」プラス材料だと述べた。
同社は北欧と中欧で売上高が好調に伸びたと報告したが、中国の住宅市場は第4・四半期も「非常に弱い」ままだった。
アレジオンALLE.NやドーマカバDOKA.Sと競合するアッサ・アブロイは、25年の1株当たり配当金を前年の5.90クローナから6.40クローナとすることを提案した。これは予想の6.19クローナを上回る。
(1ドル=8.9957スウェーデン・クローナ)