
Sam Nussey
[東京 2月5日 ロイター] - ソニー6758.Tは木曜日、第3・四半期の営業利益が予想を22%上回り、通期見通しを上方修正したと発表したが、プレイステーション5の販売は減少した。
また、自社株買いの拡大を発表したことも好感され、株価は4%上昇した。
10─12月期の営業利益は5150億円(33億ドル) となり、LSEGが集計したアナリスト10人の予想平均4690億円を大幅に上回った。
音楽事業の業績を理由に、通期の営業利益予想を8%増の1兆5400億円に上方修正した。
日本のコングロマリットであるソニーは、長年にわたり家庭用電化製品からエンターテインメントへと軸足を移し成功を収めてきたが、投資家が将来の成長ドライバーを疑問視しているため、ここ数ヶ月株価が下落している。
ソニーは、年末商戦を含む10─12月期にプレイステーション5を800万台販売したが、これは前年同期比16%減であった。
とはいえ、ゲーム部門の利益は19%増の1408億円で、ソフトウェアの売上増がハードウェアの損失拡大を相殺した。
ハードウェアメーカーもまた、AI投資のブームの中でメモリーチップ価格の高騰に苦しんでいる。ゲーム業界の同業である任天堂7974.Tの株価は、チップ価格の上昇が利益率に与える影響を懸念し、水曜日に低迷した。
ゲーム業界における人工知能の採用も不確実性をもたらしており、アルファベットGOOGL.OのグーグルがAIを搭載したゲーム制作ツールを導入したことで、ゲーム株はここ数日下落している。
ソニーのゲーム機事業は、テイクツー・インタラクティブTTWO.Oの、発売が延期された「グランド・セフト・オートVI」が11月にリリースされることで盛り上がると予想されている。
コングロマリットは、5月までの自社株買いを従来の1000億円から最大1500億円に拡大すると発表した。
(1ドル=156円84銭)