
[ 2月4日 ロイター] - アルファベットGOOGL.Oは水曜日、AI競争で先行するための投資を深める中で、今年の資本支出を1750億ドルから1850億ドルにすることを目標としていると発表した。
LSEGがまとめたデータによると、アナリストの平均的な予想では、アルファベットは今年約1152億6000万ドルを投じるとされていた。
クラウド・コンピューティングの大手企業は、クラウド・サービスに対する企業の需要の高まりに対応するため、また自社のAI技術や製品の開発を促進するために、AIインフラを成長させるために数千億ドルを投じてきた。
グーグル・クラウドは、ライバルのアマゾン・ウェブ・サービスAMZN.OやマイクロソフトMSFT.Oのアジュールと同様、顧客からのAI需要を十分に取り込む能力を低下させるキャパシティーの制約と闘ってきた。
Metaとともに、クラウド企業3社は今年、AIに合計5000億ドル以上を投じると予想されている。メタは先週、今年のAI開発への設備投資を73%増やし、1150億ドルから1350億ドルの支出を目標に掲げた。一方、マイクロソフトも四半期ベースで過去最高の設備投資を報告した。
投資家がAI投資による利益への懸念を強めているなかでの積極的な投資拡大である。しかし、グーグルはAIへの取り組みで力強い前進を見せている。
11月に発表された最新モデルGemini 3は好評を博し、AI軍拡競争において同社を前進させた。この発表後、AIのフロントランナーでありチャットGPTを開発したオープンAIのCEOであるサム・アルトマンは、開発を加速させるためにチームを後押しする「コードレッド」を社内で発令したと報じられている。
グーグルのAIアシスタントアプリ「Gemini」は11月に月間6億5000万ユーザーを突破し、検索におけるAI概要機能も月間20億ユーザーを超えた。
先月、グーグルは、アップルAAPL.Oの刷新された音声アシスタントSiriにジェミニ・モデルを搭載する契約を結んだ。この提携は、アップルのインストールベースが25億台以上のデバイスであることから、グーグルにとって巨大な市場を解き放つものだ。