
Prakhar Srivastava Ateev Bhandari
[ 1月29日 ロイター] - ナスダックNDAQ.Oは木曜日、第4・四半期の利益が予想を上回り、長引く市場のボラティリティから利益を得て、アデナ・フリードマン最高経営責任者(CEO)は2026年の初回株式売却が加速するとの見通しを強めた。
Dealogicのデータによると、新規上場は昨年待望の復活を遂げ、関税懸念や米政府閉鎖を乗り越え、21年以来最大の売り上げを記録した。
ディールメーカーや投資家は、株式市場の高騰と米国経済の回復力を背景に、この勢いは26年まで続くと予想している。
「26年を展望すると、資本市場の活動が加速する兆しがあり、最近のFRB(米連邦準備制度理事会)の引き下げと後期段階の未上場企業の非常に健全なパイプラインにさらに支えられている」と、フリードマンは決算発表後の電話会見で述べた。
医療用品大手のメドラインMDLN.O、画像診断サービスのルメクサ・イメージングLMRI.O、分子診断のビリオントゥワンBLLN.Oなどは、この四半期にナスダックに新規上場した注目株だ。
ナスダックの新規上場件数は前年同期の162件から第4・四半期には215件に増加し、その結果、同社のデータおよび上場サービス収入は約10%増加した。
純利益50億ドル突破
LSEGがまとめたデータによると、ナスダックの調整後利益は1株当たり0.96ドルで、アナリストの平均予想0.91ドルを上回った。
「ナスダックは初めて年間純収入で50億ドル、年間ソリューション収入で40億ドルを超えた」とフリードマンは声明で述べた。
米国の政策やマクロ経済への懸念からボラティリティが高まったことで、株式オプションや現物株の取引量が増加し、取引所運営会社の取引手数料や清算手数料が上昇した。
トレーディングからのマーケット・サービス収入は、米国の現物株式と株式デリバティブの取引高が過去最高を記録したこともあり、16%増の3億1100万ドルとなった。
同社の金融テクノロジー部門の収益は13.7%増加し、インデックス・ビジネスの収益は23.4%急増した。
ナスダックは、トレーディング・ビジネスから金融テクノロジーやソフトウェアへと事業領域を広げ、市場の変動に左右されにくい、予測可能で継続的な収益源を構築している。