
[ 1月29日 ロイター] - インターナショナル・ペーパーIP.Nは木曜日、欧州のパッケージング事業を切り離し、2つの上場会社に分割すると発表した。これにより、北米での事業を合理化し、生産性を高めることを目指す。
この動きは、慎重な個人消費、住宅市場の低迷、関税やその他の貿易政策に起因する不確実性により、北米や欧州などの主要地域における箱の出荷需要が鈍化している時に、紙・包装メーカーの収益を助け、キャッシュフローを強化することが期待されている。
北米の段ボール市場のおよそ3分の1を占めるインターナショナル・ペーパーは、昨年、ロンドンに本拠を置くライバルのDSスミスを72億ドルで買収((link))し、その後、この買収に関連する欧州の資産を売却した。
この分割により、インターナショナル・ペーパーは、同社の既存事業とDSスミスから買収した資産を含む北米事業を残すことになる。
新たに設立される欧州・中東・アフリカのパッケージング会社は、同地域におけるDSスミスとインターナショナル・ペーパー両社の事業を統合したもので、ロンドン証券取引所とニューヨーク証券取引所に上場する予定。
インターナショナル・ペーパーは、12~15ヶ月以内に分社化される予定の新会社の株式を相当程度保有する予定であると述べた。
アンディ・シルバーネールは北米を中心とするインターナショナル・ペーパーの会長兼CEOに留まり、DSスミスのティム・ニコルス社長が上場新会社を率いる。
インターナショナル・ペーパーはまた、12月31日に終了した第4・四半期に、事業再編に関連する減損損失により、前年の1株当たり0.38ドルの利益と比較して、1株当たり0.08ドルの調整後損失を計上した。
時価総額219億1000万ドルの同社の株価は、取引開始直後はほぼ横ばいだった。