
[28日 ロイター] - 米IBMIBM.Nが28日発表した2025年第4・四半期(10-12月)決算は、売上高と利益がともに市場予想を上回った。企業による人工知能(AI)の急速な採用の流れが、同社の各種ソフトウエアサービスに対する需要拡大につながった。
第4・四半期売上高は196億9000万ドル、調整後1株利益は4.52ドル。LSEG集計のアナリスト予想平均はそれぞれ192億3000万ドル、4.32ドルだった。
ソフトウエア部門の収入は90億3000万ドルで、市場予想の87億7000万ドルを超えた。
ただ利益率の大きいハイブリッド・クラウド部門の増収率は10%と、前期の14%、第2・四半期の16%に届かなかった。
ジム・カバノー最高財務責任者(CFO)はロイターのインタビューで、第4・四半期中に起きた過去最長の米連邦政府閉鎖が痛手になったと説明。法人向けオープンソースソフトを提供する傘下のレッドハットの増収率が政府閉鎖で「数ポイント」押し下げられたと述べ、受注の約15%を連邦政府が占めると付け加えた。
トランプ政権によるミネソタ州での不法移民取り締まりに野党民主党が反発して一部歳出法案の成立見通しが立たず、再び政府閉鎖の恐れが出ていることについてカバノー氏は「短期的な混乱に終わるよう期待する」と語った。