
[ 1月28日 ロイター] - C.H.ロビンソンCHRW.Oは、第4・四半期の利益がウォール街の予想を上回ったと発表した。厳しい世界貿易環境における需要低迷の影響を、コスト管理によって軽減できたためだ。
同社の株価はアフターマーケット取引で6.3%上昇した。
米国最大の貨物ブローカーである同社は、第4・四半期の営業費用が5%減少 し、人件費とその他の販売費および一般管理費もそれぞれ約5%減少 したと発表した。 第4・四半期の平均従業員数は12.9%減少した。
C.H.ロビンソンは、貨物の値付け、集荷と配達の調整、輸送中の貨物の監視などの日常業務に人工知能を活用する傾向を強めており、業務の合理化と手作業プロセスの削減に貢献している。このシフトは、米国の貨物市場が出荷量の低迷と過剰なキャパシティに悩まされ、運賃に重くのしかかり、物流会社がコスト抑制を迫られるなかでのことだ。
「第4・四半期は、世界的な貨物需要の低迷、トラック輸送におけるスポットコストの上昇、海上運賃の下落など、マクロ環境において厳しい結果となりました」と、デイブ・ボーゼマン最高経営責任者(CEO)は述べた。
同社の貨物輸送事業を含むグローバル・フォワーディング部門は、四半期売上高が17.3% 減の7億3098万ドルを計上した。
総売上高は6.5%減の39億ドルで、欧州の陸上輸送事業の売却、海上輸送とトラック輸送の価格と数量の減少がさらに重荷となった。
しかし、LSEGがまとめたデータによると、コスト管理が奏功し、同社の調整後利益は第4・四半期に1株当たり1.23ドルとなり、アナリスト予想の1.12ドルを上回った。