
[28日 ロイター] - 欧州株式市場は3営業日ぶりに反落して取引を終えた。高級品株が売られ、相場の重荷となった。ハイテク企業の決算や米連邦準備理事会(FRB)の金融政策決定を控え、投資家の間では様子見姿勢が強かった。
STOXX欧州高級品株10種指数.STXLUXPは3.79%安と4営業日続落。フランスの高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)LVMH.PAは7.9%安。ベルナール・アルノー最高経営責任者(CEO)が今後の見通しに慎重な姿勢を示したことから、売りが膨らんだ。
オランダの半導体製造装置メーカーASMLホールディングASML.ASは1.9%安。2025年10─12月期決算の受注が予想を上回って短期的な需要減速の懸念が和らぎ、一時上昇を見せたものの、業界全般の株価の割高感が意識され、下げに転じた。
ドイツ銀行DBKGn.DEは2.0%安。資金洗浄に関連して家宅捜査を受けたと伝わり、売られた。
ドイツ政府は、2026年と27年の国内総生産(GDP)成長率予測を下方修正した。世界貿易の不透明感の高まりや経済・財政対策の効果が想定より遅れていることを要因に挙げた。
独立性の懸念がもたれているFRBの金融政策発表や、米メタ・プラットフォームズMETA.OやマイクロソフトMSFT.Oなどの決算発表に注目が集まっている。
<株式指数> | 終値 | 前日比 | % | 前営業日終値 | コード |
STOXX欧州600種 | 608.51 | -4.60 | -0.75 | 613.11 | .STOXX |
FTSEユーロファースト300種 | 2422.38 | -20.78 | -0.85 | 2443.16 | .FTEU3 |
ユーロSTOXX50種 | 5933.20 | -61.39 | -1.02 | 5994.59 | .STOXX50E |