
[27日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nが27日発表した2025年第4・四半期決算は、調整後コア利益が市場予想を上回った。電気自動車(EV)事業で苦戦を強いられているものの、採算性の高い大型ピックアップトラックやスポーツ多目的車(SUV)の好調な販売が追い風となった。26年通年の利益見通しも上方修正した。
決算を受け、GMの株価は5%強上昇した。
調整後の税引き前利益は前年同期約13%増の28億4000万ドルだった。1株当たり利益は2.51ドルで、市場予想の2.21ドルを上回った。
ただ、米政権のEV購入補助打ち切りとそれに伴う需要低迷を受け、EV関連で60億ドルの費用を計上した。
中核事業である北米事業の利益は22億4000万ドルと、前年同期から小幅減少した。売上高は前年同期比5.1%減の約453億ドルだった。
26年の調整後コア利益は130億─150億ドルと予想した。中央値は市場予想の133億9000万ドルを上回った。ただ、原材料費の拡大やコンピューターチップ不足、為替変動の影響が利益を10億─15億ドル下押しすると見込んだ。
また、四半期配当を20%引き上げ、新たに60億ドルの自社株買いプログラムを承認した。
メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)はCNBCとのインタビューで、同社のEV戦略を堅持するとした上で、同事業の「コスト削減に引き続き取り組む」と語った。