
[26日 ロイター] - 中国の金鉱大手、紫金黄金国際2259.HKはカナダの同業アライド・ゴールドAAUC.TOを現金約55億カナダドル(40億2000万米ドル)で買収する。両社が26日発表した。
金価格が過去最高値を更新し続ける中、紫金黄金は買収により世界的な事業拡張を目指す。金価格高騰で産金事業の利ざやとキャッシュフローは拡大し、業界再編を促している。
カナダと中国が今月、電気自動車(EV)の関税引き下げを含む初期の貿易合意を結ぶなど、関係改善に動いていることも買収の背景にある。
紫金黄金はアライド・ゴールド株に1株当たり44カナダドルを支払う。これは直近終値に約5.4%上乗せした水準。買収は4月末に完了する見通しだ。
アライドのピーター・マローン最高経営責任者(CEO)は買収について、大きな株主価値をもたらすとともに、同社がアフリカ全土に抱える金資産の深さを示すものになると述べた。