
[23日 ロイター] - LSEGのデータによると、21日までの1週間にグローバル株式ファンドへの純流入額は91億9000万ドルだった。前週の流入455億7000万ドルからペースを落とした。トランプ米大統領によるデンマーク自治領グリーンランドを巡る発言で、米欧の貿易摩擦への懸念が再燃し、投資家心理が抑制された。
米株ファンドが52億6000万ドル売り越し。一方、欧州株ファンドは102億2000万ドル、アジア株式ファンドは38億9000万ドルそれぞれ買い越した。
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル最高投資責任者(CIO)は「リスクが高く、予測が難しい分極化した世界では、地域や種別をまたいだ分散投資が一層重要になっている」との見方を示した。
LSEGデータによると、2025年10─12月期決算シーズンの初期段階で世界の大・中堅企業は前期比16.44%の増益が見込まれている。
セクター別では、金融株が23億6000万ドルの買い越しと好調だった。
債券ファンドは125億2000万ドルの純流入で、3週連続の買い越し。ドル建ての中期債券ファンドには21億4000万ドル、ユーロ建て債券ファンドには16億ドル相当がそれぞれ流入した。
マネー・マーケット・ファンド(MMF)は350億2000万ドルの売り越しで、2週連続の流出。
金・貴金属コモディティー・ファンドは19億6000万ドルの買い越し。直近の11週間で10回目の週間流入となった。
新興市場では、株式ファンドに76億ドル、債券ファンドに14億2000万ドルそれぞれ流入した。