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米インテル、1-3月期見通しが予想下回る AIチップ供給に苦戦

ロイターJan 22, 2026 11:23 PM

Arsheeya Bajwa

- 米半導体大手インテルINTC.Oが22日公表した第1・四半期(1-3月期)の売上高と利益の見通しはいずれも市場予想を下回った。人工知能(AI)データセンターで使用されるサーバーチップの旺盛な需要への対応に苦戦していることが背景にあり、株価は引け後の取引で10%下落した。

第1・四半期の売上高見通しは117億─127億ドル。LSEGがまとめたアナリストの平均予想は125億1000万ドルだった。

第1・四半期の調整後1株当たり利益はゼロになると予想。アナリスト予想は同0.05ドルだった。

同社幹部はサーバーチップの需要急増に不意を突かれたと語った。工場をフル稼働させているにもかかわらず需要に追い付かず、収益性の高いデータセンターからの売り上げが棚上げになっている。

リップブー・タン最高経営責任者(CEO)は電話会見で「短期的に市場の需要に十分に応えられないことに失望している」と述べた。

投資家やアナリストはハイテク大手がAI事業推進に向けてデータセンター建設を急速に進める中、インテルの従来型サーバーチップの販売増加を期待していた。

デービッド・ジンスナー最高財務責任者(CFO)はロイターのインタビューで、AI需要がクラウド大手の一部を驚かせたと指摘。これらの企業は「ネットワーク性能低下」のため老朽化したチップの更新を急ぐ必要があったとし、「彼らは皆、やや不意を突かれた」と述べた。

インテルは長年の失策によりAI半導体市場で苦戦を強いられ、財務も悪化した。タン氏はコスト削減や管理職層の削減に重点を置いた再建戦略を策定するとともに、新たな製品ロードマップを推進してきた。

ジンスナー氏はインテルが大口顧客との契約を待つ間、次世代製造プロセス「14A」への多額の投資を控えていると述べた。ただ、大型契約が成立すれば設備投資は大幅に増加するだろうと述べた。

ランニング・ポイント・キャピタルのマイケル・シュルマン最高投資責任者は「投資家にとって重要なのは、インテルの再建ストーリーが需要に制約されているというよりも、むしろ供給に制約されたままだということだ」とし、「競争力のある製品や顧客の強い関心にもかかわらず、財務の回復を遅らせる、いら立ちの募る状況だ」と述べた。

インテルはノートパソコン(PC)用の新しいAIチップ「パンサーレイク」の出荷を開始した。同チップは「18A」と呼ぶ製造技術で生産した最初の製品で、アナリストは増産が利益率を悪化させるとみている。

タン氏は会見で、18Aの歩留まりは社内計画に沿っているが、自身が望む水準をまだ下回っていると述べた。

ジンスナー氏はメモリーチップの世界的な供給不足について、第1・四半期に利用可能な供給量が最低水準となった後、第2・四半期には改善するとの見通しを示した。

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