
)[14日 ロイター] - 米銀行大手ウェルズ・ファーゴWFC.Nが14日発表した2025年第4・四半期(25年10─12月期)決算は、純利益が前年同期比6%増の53億6100万ドル(1株当たり1.62ドル)だった。市場予想の1株当たり利益1.67ドルを下回った。前年同期の純利益は50億7900万ドル(同1.43ドル)だった。
純金利収入(NII)は4%増の123億3100万ドル。LSEGがまとめた市場予想124億6000万ドルを下回った。
チャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)による業務合理化の一環として、退職関連費用6億1200万ドルを計上した。ウェルズ・ファーゴは20年後半以降、従業員数の減少傾向が続いており、25年末の従業員数は20万5198人。
26年通期の金利収入見通しは約500億ドル。アナリスト予想平均は503億3000万ドルだった。商業ローンのほか、自動車、クレジットカードローンのけん引により、26年の平均融資は一桁台半ばの伸び率を見込む。人工知能(AI)への投資によって銀行業務を革新しつつ、クレジットカード関連サービスを拡充する方針。
マイク・サントマッシモ最高財務責任者(CFO)は電話会議で記者団に「キャッシュフローや支出、信用動向はこれまでのところ良好だ」とし、少なくとも26年序盤はこの傾向が続くとの見方を示した。クレジットカード金利に上限を求めるトランプ米大統領の考えに関しては、銀行が融資に慎重になるとして、JPモルガン・チェースなどと同様に懸念を示した。