
Manya Saini Saeed Azhar
1月13日 (ロイター) - 米金融大手JPモルガン・チェースJPM.Nが13日発表した2025年第4・四半期(10─12月期)決算は、1株当たり調整後利益が5.23ドルと、LSEGがまとめた市場予想の5ドルを上回った。市場が不安定な中で、トレーディング部門が好調だった。
市場部門の収入は17%増加。株式部門が40%と大きく伸びたほか、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを巡る不透明感が続き、債券市場でも神経質な地合いが続く中、債券事業も7%増加した。
平均貸出金残高は9%増加。
投資銀行手数料は5%減少。純利息収入(NII)は7%増の251億ドル。金利の低下は利息収入を減少させる可能性がある一方で、借り入れを促す可能性もある。同行は26年通年のNII(市場金利を除く)は約950億ドルになるとの見通しを示した。
ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は声明で「米国経済は依然として底堅い」と言及。「労働市場は軟化しているものの、状況は悪化しているようには見えない。また消費者は支出を続けており、企業は概ね健全な状態を維持している」と述べた。
JPモルガン・チェースの株価は米国時間序盤で約1.1%下落している。