
[ 1月5日 ロイター] - USAネットワークやCNBCなどのチャンネルを持つバーサント・メディア・グループVSNT.Oの株価は、 コムキャストからのスピンオフ後の市場デビューで10%以上下落 し、ストリーミング時代の伝統的なテレビ事業に対する投資家の懐疑的な見方を浮き彫りにした。
コムキャストCMCSA.Oの株価は月曜日の取引開始時に約1%上昇した。
ストリーミングが従来のケーブルテレビの視聴者数を圧迫し、メディア企業がレガシーネットワークの所有権を見直すよう促しているためだ 。
この分離により 、コムキャストはストリーミング、映画、TVの資産に集中できるようになる一方、かつては同社の事業の中核であった衰退しつつあるケーブルネットワーク部門を切り離すことになる。コムキャストは2024年後半に分社化の計画((link))を初めて発表した。
バーサントは、MS NOW(旧MSNBC)や、オキシジェン、E!、SYFY、ゴルフチャンネルなどの象徴的なブランドを含む、NBCユニバーサルのネットワークポートフォリオを収容している 。また、ファンダンゴ(Fandango)、ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)、スポーツエンジン(SportsEngine)などのコムキャストのデジタル資産もある。
同社株の最終取引価格は41.80ドル。
「レガシーTVネットワークは今でもコンスタントに収益を上げているが、将来の見通しは暗い。最盛期が過去のものとなったビジネスについて投資家を興奮させるのは難しい」とeMarketerのTV・ストリーミング担当シニアアナリスト、ロス・ベネス氏は語った。
バーサントはマーク・ラザロスが最高経営責任者(CEO)を務めている。Comcastの発表によると、バーサントを構成する資産の年間売上は約70億ドル。
同社は "強力なバランスシート "と "多額のキャッシュフロー "を持ち、 長期的に株主価値を高めることができると、バーサントの営業・財務責任者であるアナンド・キニ氏は月曜日の声明で述べた。