
[ 12月31日 ] - ライフサイエンスと医薬品開発業務受託機関(CRO) トランプ現政権下で政策が不透明でセクター全体の資金が絞られる中、株価はまちまちのまま2025年を終える。
ダナハーDHR.N、サーモフィッシャーサイエンティフィックTMO.N、ウォーターズWAT.N、IQVIAIQV.Nは、中国の需要が冴えないにもかかわらず、コアセグメントの堅調な成長と政策リスクの薄れに後押しされ、それぞれ0.5%、12%、3%、15%超の年初来上昇を記録した。
TMOとDHRは3年連続のマイナス成長に終止符を打ち、IQVとWATは2年連続のプラスを確保した。
アイコンICRR.O、アバンターAVTR.N、ネオジェノミクスNEO.O、チャールス・リバー・ラボラトリーズCRL.N、イルミナILMN.Oは、顧客喪失、アクティビストの圧力、大手製薬会社の需要低迷に直面し、2025年の赤字に向かう。
ILMNは4年連続のマイナス、AVTR、ICLRは2年連続のマイナス、NEOは2年連続のプラス。
COVID後の二日酔いとDOGE、最恵国待遇、関税による2025年の逆風に見舞われた厳しい数年を経て、ジェフリーズのアナリストは今月初めのメモで、ライフサイエンス企業は来年回復の態勢にあると述べている。
投資家心理は、製薬企業のオンショアリングのニュースやバイオテクノロジー企業の資金調達の増加で明るくなり、一方、バイオプロセスは消耗品の強さ、機器の回復、中国の上昇で際立った存在として輝いている、とジェフリーズは付け加えた。