
[ 12月31日 ] - 原油価格は、戦争、関税引き上げ、OPEC+の増産、ロシア、イラン、ベネズエラへの制裁措置が目立った1年で、供給過剰懸念から年間を通じて下落した。
ブレント原油先物LCOc1は2025年に約18%下落し、2020年以降で最も急落する。
みずほ証券は日付入りメモで、供給過剰とガス貯蔵量の多さに弱気な見方をしているものの、2026年に出現する可能性のあるE&Pに長期的な価値があると見ており、石油E&Pに好意的で、選択的なガスエクスポージャーを持つ一方、石油精製には中立的な見方を示している。
エネルギーメジャーのエクソンモービルXOM.Nは前年同期比12.5%増、シェブロンCVX.Nは5.2%増。
両メジャーはそれぞれ、(パイオニア・ナチュラル・リソーシズとヘスの最近の大型買収から恩恵を受けた。) しかし、ヘスのガイアナでの権益をめぐる長引く仲裁争いがCVX株の重荷となった。
APA Corp APA.Oは前年同期比7%増、Devon Energy DVN.Nは12.5%増、EQT Corp EQT.Nは18.5%増。
コノコフィリップスCOP.N、リバティ・エナジーLBRT.N、ダイヤモンドバック・エナジーは5%から7.7%下落した。
EOG リソーシズEOG.Nは2025年に14%の下落、オクシデンタル・ペトロリアムOXY.Nは16%の下落。
オクシデンタル・ペトロリアムOXY.Nは、S&P500のエネルギー・セクター.SPNYの中で最もパフォーマンスが悪い。