
[ 12月31日 ] - 米国化学企業の株価は、需要の低迷、投入コストの上昇、欧州規制の強化との闘いが続く中、マイナスで2025年を終えようとしている。
化学企業は、自動車、建築・建設、医療、エレクトロニクスなど、さまざまな最終市場に製品を供給している。
最終終値現在、ロンデルバゼルLYB.Nは41.2%下落、イーストマンケミカルEMN.Nは30%下落、ダウDOW.Nは41.4%下落、ケムールCC.Nは30%下落している。
S&P500素材指数.SPLRCMでは、DOWとLYBがワースト・パフォーマンスとなっている。
シティ・アナリストのパトリック・カニンガム氏はメモの中で次のように述べている。
マージンの圧縮とエタンコストの上昇は、DOWとLYBのフリーキャッシュフローと配当の持続可能性を圧迫する可能性がある。
農薬会社FMCコープFMC.NとモザイクMOS.Nは、2025年にそれぞれ71.4%と1.8%下落している。