
[ 12月31日 ] - AIニーズの高まりに伴うデータセンター拡張のための電力需要増を背景に、2025年に米国を拠点とする電力会社の株価が上昇する。
電力会社のGEヴァーノバGEV.NはYTDで約100%上昇、コンステレーション・エナジーCEG.OはYTDで59.6%上昇した。
ネクステラ・エナジーNEE.Nは12月上旬、アルファベット傘下のグーグルGOOGL.Oとの提携を拡大し、グーグルの米国事業向けに新たなエネルギー供給を開発する。
グーグル、マイクロソフトMSFT.O、アマゾンAMZN.Oなどのハイテク大手は、核融合や小型モジュール炉などの次世代原子力技術から電力を調達する契約をすでに結んでいる。
スコシアバンクのアナリストは、2026年も堅調なリターンが期待できると見ている。
強気でリスクオンの市場に対してアウトパフォームする可能性は低いかもしれないが、公益事業には他のAIに特化したセクターにはない、潜在的な景気後退に対するヘッジを提供するユニークな防御力があることも強調する。
NEEは前年同期比12.3%上昇、エバージーEVRG.Oは同18.9%上昇、アメリカン・エレクトリックAEP.Oは同25.7%上昇、エバーソース・エナジーES.Nは同17.6%上昇。