
[ 12月23日 ] - (link) ノボ・ノルディスクNOVOb.COの減量薬「ウェゴビー」の錠剤版 (link) が米FDAに承認され、パッケージ食品会社やレストランチェーンの株価が下落。
菓子メーカーのハーシーHSY.Nは2%安、ライバルのモンデリーズMDLZ.Oは1%近く下落。
外食企業では、チポトレCMG.Nが1.7%安、マクドナルドMCD.Nとティム・ホートンズを経営するレストラン・ブランズQSR.Nは約1%安、コーヒーチェーンのスターバックスSBUX.Oは約2.7%安。
アナリストらは、ウェゴビー錠剤の入手のしやすさ、使いやすさ、コストの安さにより、消費者が超加工食品、調理済み食品、甘い飲み物、塩辛いスナック菓子を控えるようになると予想している。
小売業者の観点からすると、GLP-1製剤の普及は、食料品店で販売されるものの構成に大きな影響を与えるだろう」とセージベリー・コンサルティングのスティーブ・デニス社長は言う。
スリム・ジムのオーナーであるコナグラCAG.NとJ.M.スマッカーSJM.Nの株価はそれぞれ約1%下落。
ケチャップメーカーのクラフト・ハインツKHC.O、チェリオスメーカーのゼネラル・ミルズGIS.N、ペプシコPEP.Oの株価はそれぞれ約2%下落。
ザックス・インベストメント・リサーチのアナリスト、アンドリュー・ロッコ氏は、「レストランや食料品店は、巧みなマーケティングとラベリングによって優位に立ち、食材の機能性と品質を高める必要がある」と述べた。