
[ 12月22日 ロイター] - ユニフォーム小売のシンタスCTAS.Oは月曜日、規模の拡大とサービスの効率化を図るため、より小さなライバルのユニファーストUNF.Nを買収するため、52億ドルの新たな提案を行ったと発表した。
シンタスは、ユニファーストの1株当たり現金275ドルを提案しており、これは最新のオファーが出された12月12日の株価終値に比べ53%のプレミアムとなる。
ユニファーストの取締役会は、独立した財務・法律アドバイザーの協力を得て、この提案を慎重に検討・評価していると述べた。
ユニファーストの株価は午前中の取引で20%近く上昇して203ドルとなり、シンタスの株価は2.3%上昇した。
今回の入札は、ユニファーストが (link)、シンタスが後に撤回した (link)、2022年の最初の提案を含む、今年初めの2回の失敗したアプローチに続くものだ。
シンタスは、1月の提案価格から変更はないものの、規制当局への広範な働きかけを行い、承認が得られると確信していると述べた。この提案には、買収が承認されなかった場合の3億5,000万ドルの逆解約料も含まれている。
シンシナティに本社を置くシンタス社は、ユニフォームと職場用品を供給しており、その評価額は約750億ドルである。
シンタスのトッド・シュナイダー最高経営責任者(CEO)は、「最近の市場のコメントから、ユニファーストの大口機関投資家数社を含む多くのユニファーストの株主が、統合によってもたらされる価値を認識し、われわれは離れているよりも一緒にいる方が強いという信念を共有していることが確認された」と述べた。
買収資金は、手元資金、コミットメント・クレジットライン、その他の資金調達手段によって調達される予定である。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙が最初にこの新しい提案を報じた。