
[ 12月11日 ] - バークレイズは、フランスのバイオテクノロジー企業であるアビバックスABVX.PAに対する買収の関心について、同社の炎症性腸疾患(IBD) 薬剤オベファジモドの魅力的な臨床プロファイルを考慮すれば、「驚くべきことではない」と述べている。
バークレイズ証券は、イーライリリーLLY.Nとジョンソン・エンド・ジョンソンJNJ.Nを、IBDでアッヴィABBV.Nに対抗するための「最も論理的な」買収先と見ている。ファイザーPFE.Nも事業展開の意欲次第では関心を持つ可能性があるとしている。
リリーは連邦取引委員会のリスクは低いが、J&Jは既存のIBD資産があるため高いと見ている。
アビバックスは、イーライ・リリーからの買収関心に関する噂((link))を受け、水曜日に20%以上上昇した。アビバックスとリリーの両社はコメントを控えた。
バークレイズは、2024年以降の20億ドル超の取引に基づき、アビバックスの現在の企業価値に近い約90億~100億ドルの理論的買収価格を推定している。
アビバックスの株価は、潰瘍性大腸炎治療薬のポジティブなデータにより、今年1,500%以上急騰した。
木曜日の株価は1506GMT時点で2%下落している。