
[ 12月10日 ロイター] - カーディナル・インフラストラクチャー・グループCDNL.Oの株式は、水曜日のナスダック・デビューで9.5%上昇し、建設サービス・プロバイダーの評価額は8億4200万ドルに達した。
この建設会社の株式は23ドルで始まり、新規公開価格の21ドルを上回った。
カーディナル・インフラストラクチャー社は1150万株の売り出しにより、2億4150万ドル((link))を調達した。このIPOは20ドルから22ドルの価格帯で売り出されていた。
米連邦準備制度理事会(FRB)による更なる利下げへの期待から株式市場は堅調に推移しており、年末には複数の企業が株式公開に乗り出した。ベンチマークであるS&P500指数.SPXは、2025年に入ってから17%近く上昇している。
医療用品大手のメドライン (link) は来週、最大53億7000万ドルの資金調達を目指す。スウェーデンのフィンテック企業クラルナ (link) KLAR.N や暗号通貨取引所ジェミニ GEMI.O などがニューヨークで株式公開した今年最も注目されたIPOのひとつだ。
医療画像プロバイダーのルメクサ・イメージング (link) とロボアドバイザーのウェルスフロント (link) は、今週後半にニューヨークでデビューする準備が整っている。
米国のIPO活動は、関税主導の不確実性とワシントンの記録的な渋滞を乗り切り、今年も堅調に推移しているが、投資家は新規上場を選別している。
2013年に設立されたカーディナルは、上水道、下水道、雨水システムを含む湿式ユーティリティ設備と、その他の現場サービスを提供している。
同社は経営陣が大部分を所有し、買収を通じて事業を拡大しており、創業以来の成長の約27%に寄与していると推定している。
スティッフェルとウィリアム・ブレアがこの株式売出しのブックランニング・マネージャーを務めた。D.A.デビッドソンは主幹事であった。