tradingkey.logo

米株式ファンド、6週ぶり売り越し

ロイターNov 28, 2025 3:25 PM

- LSEGリッパーのデータによると、26日までの週に米国株ファンドから45億6000万ドルが流出し、10月15日までの週以来、6週ぶりの売り越しとなった。ハイテク株に割高感が出ているとの懸念が強まり、利益確定の売りの動きが目立った。

S&P総合500種指数.SPXは、米連邦準備理事会(FRB)による12月の利下げ期待を背景に、今週はこれまで3%超上昇している。ただ、ハイテク株を巡る割高感のほか、43日間に及んだ米政府機関の一部閉鎖の影響に対する懸念から11月は不安定な相場展開となり、投資家の間で慎重姿勢が続いている。

米大型株ファンドは1億4400万ドルの流出となり、6週ぶりの売り越し。中型株、小型株ファンドからもそれぞれ16億9000万ドル、8億8500万ドルが流出した。

米債券ファンドには86億ドルが流入し、8週連続の買い越し。中短期政府債ファンドには40億5000万ドルが流入した。買越額は9月24日までの週以来の大きさ。一般国内課税債ファンドは15億9000万ドルの買い越しだった。

米マネー・マーケット・ファンド(MMF)には252億8000万ドルが流入し、3週ぶりの買い越しだった。

免責事項:本サイトで提供する情報は教育・情報提供を目的としたものであり、金融・投資アドバイスとして解釈されるべきではありません。

関連記事

KeyAI