
[ 11月25日 ロイター] - ネットアップNTAP.Oは19日、データストレージサービスや人工知能アプリケーションに使用されるオールフラッシュ・ストレージ製品への旺盛な需要に支えられ、第2四半期の利益と売上高でウォール街の予想を上回った。
年間利益見通しも上方修正され、同社株は取引時間中に3%上昇した。
ネットアップは、膨大なデータへの迅速なアクセスを必要とする要求の厳しいAIワークロードをサポートするインフラを企業が構築する中、大容量データストレージに対する需要の急増から利益を得ている。
同社のオールフラッシュ・アレイ事業は、成長著しいAIインフラ市場でネットアップのシェア獲得に貢献し、主要な成長ドライバーとなっている。10月24日に終了した第2四半期の同部門の売上高は、前年同期比9%増の10億ドルだった。
ネットアップは、オンプレミスのデータセンターとパブリッククラウド環境でデータを管理するためのハードウェアとソフトウェアを提供している。
LSEGがまとめたデータによると、同四半期の売上高は17億1000万ドルで、アナリストの平均予想16億9000万ドルを上回った。
ネットアップの当四半期の調整後1株当たり利益は、予想の1.89ドルに対し2.05ドルでした。
1株当たりの年間調整後利益は、事前予想の7.60~7.90ドルから、7.75~8.05ドルに引き上げられました。
第3四半期の売上高は、アナリスト予想平均の17億1,000万ドルに対し、16億2,000万ドルから17億7,000万ドルと予想しています。