
Prerna Bedi
[ 11月20日 ロイター] - バス・アンド・ボディ・ワークスBBWI.Nは木曜日、重要なホリデーシーズンの売上高が予想に反して減少すると発表した。
今年に入ってから株価が46%下落している小売業者は、年間売上高と利益の見通しを下方修正し、第3四半期の市場予想も下回った。
オハイオ州に本社を置く同社は、第4四半期の純売上高が前年同期の27億9000万ドルから一桁台後半に落ち込むと予想している。関税政策が変動し、ホリデーシーズンの繁忙期が不透明なため、資金繰りに苦しむ消費者が同社の高価格商品よりも安価な代替品を好むことが重荷となっている。
LSEGがまとめたデータによると、アナリストは平均して1.5%の売上増を予想していた。
同社は国内調達のおかげで関税の直接的な影響からは免れているが、顧客を惹きつけるためのマーケティングや販促のコストがかさみ、圧迫されている。
バス・アンド・ボディ・ワークスは、セルフケア製品に散財する前に、より深い割引を求める顧客を引きつけるために、技術革新とマーケティングに多額の投資を行い、製品の小型化を目指していると、同社幹部は投資家との電話会議で語った。
同社は木曜日に、今後2年間で2億5000万ドルのコスト削減を実現し、その半分以上を2026年に実現するという変革計画を発表した。
Telseyアドバイザリー・グループのアナリスト、Dana Telsey氏はメモの中で、「第4四半期の見通しが驚くほど弱く、景気回復は当初の予想よりも長期化しそうだ」と述べた。
2025年度の売上高は、従来予想の1.5%から2.7%増から1桁台前半の減少になると予想。また、2025年度の一株当たり利益予想を、従来の3.35ドルから3.60ドルから、少なくとも2.87ドルに引き下げた。
バス&ボディ・ワークスの11月1日に終了した四半期の調整後利益は35セントで、市場予想の39セントを下回った。
四半期売上高は前年同期比1%減の15億9000万ドルで、予想の 16億3000万ドルを下回った。