
[18日 ロイター] - 米ウェブセキュリティー企業クラウドフレアNET.Nは18日、サービス障害が一時発生したが、その後完全に復旧したと明らかにした。この障害で、Xや対話型人工知能(AI)ソフト「チャットGPT」などへのアクセスができなくなり、数千人の利用者に影響が出た。
同社によると、障害は米東部時間午前6時半ごろに発生。セキュリティーへの脅威を管理するために自動的に生成された設定ファイルが原因だと説明した。同ファイルの規模が大きくなり過ぎたため、システムに問題が生じたという。
クラウドフレアは、トラフィックの急増やサイバー攻撃からウェブサイトやアプリの保護やウェブサイトの高速化に向けた世界最大級のネットワークを運営している。同社ネットワークはウェブトラフィックの約20%を処理している。
同社は障害について「攻撃や悪意ある行為によるものだという証拠はない」と述べた。