
Niket Nishant Aditya Soni
[17日 ロイター] - 17日の株式市場で、グーグル親会社アルファベット GOOGL.O株が一時6%近く上昇し、過去最高値を更新した。米投資会社バークシャー・ハサウェイBRKa.Nが9月30日時点で1785万株のアルファベット株を保有しているとの報道が材料となった。
バークシャー・ハサウェイは ハイテク株への投資を控える傾向にあるため、これは 極めて 珍しい。AI(人工知能)バブルへの警戒感が高まる中、市場にお墨付きを与えたと受け止められた。
インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏は「ハイテク企業の株式購入はバークシャーの異なるタイプの考え方を象徴しているかもしれないが、同社のバリュー投資モデルからの完全な逸脱ではない」と指摘。「アルファベットは現在AI推進をリードする他の銘柄よりもバリュー投資のテーマに適している」と述べた。