
[ワシントン 14日 ロイター] - 米政府は、中国のアリババ9988.HKが中国人民解放軍に技術協力をしている疑いがあると非難した。英紙フィナンシャル・タイムズが14日、ホワイトハウスのメモを引用して報じた。
メモは、米政権が安全保障を脅かし得ると考える能力をアリババが提供している方法について、機密解除された最高機密情報が含まれるとしている。
報道では、具体的にどのような能力や作戦が関係しているのか、また米国が何らかの対応を検討しているのかについては明らかにされていない。
アリババは報道について「全くの虚偽」と反論。「FTが確認できないと認めている匿名リークの背後にある動機に疑問を抱いている。この悪意ある動きが、最近の中国との貿易協定を弱体化させようとしていることは明らかだ」と非難した。
ワシントンの中国大使館も報道を否定。ホワイトハウスはコメントを控えた。