
[ 11月12日 ] - 医薬品開発会社モレキュリン・バイオテックMBRX.Oの株価は、プレマーケットで4.22%上昇し0.489ドル。
同社は、膵臓癌の新薬アナマイシンの前臨床研究を開始するため、ノースカロライナ大学チャペルヒル校と契約を締結したと発表した。
この契約により、モレキュリンはウィリアム・C・ザンボーニ教授率いるUNCの研究者に実験薬を提供する。
研究チームは、アナマイシンが 既存の治療薬と比較して膵臓腫瘍にどの程度到達するか、また、他の薬剤と併用することで結果が改善するかどうかを研究する。
この薬剤は、すでに白血病や軟部組織癌の後期臨床試験が行われており、米国FDAのファスト・トラックと希少疾病用医薬品の認定を受けている。
MBRX社によれば、現在、他の治療法に反応しなかった白血病患者を対象としたアナマイシンのグローバル後期臨床試験を実施中である。
この日の動きを含め、株価は年初来で71%下落