
David Shepardson
[ワシントン 7日 ロイター] - ダフィー米運輸長官は7日、連邦政府機関の閉鎖が続く場合、各航空会社に最大20%の減便を命じる可能性があると述べた。
連邦航空局(FAA)は同日、主要40空港で4%の減便を指示。削減率は14日までに10%まで引き上げられる。
航空管制官の欠勤増加に伴い、ワシントン、ニューアーク、サンフランシスコなど10の空港で数百便の遅延を余儀なくされた。航空便の運航状況を追跡するウェブサイト、フライトアウェアによると、米東部時間7日午後7時30分までに5300便以上に遅れが出たという。
38日に及ぶ政府閉鎖により、航空管制官1万3000人、保安検査官5万人が無給での勤務を強いられ、欠勤の増加につながっている。
ダフィー氏は、管制官の欠勤がさらに増加して事態が悪化した場合、航空交通量の20%削減を要求する可能性もあると述べた。