
[ 11月6日 ロイター] - EOGリソーシズEOG.Nは1日、原油価格の下落を増産が補い、第3四半期の利益がアナリスト予想を上回った。
ベンチマークであるブレント原油LCOc1は前年同期比で13%以上下落したが、同社はエンシノ・アクイジション・パートナーズ(Encino Acquisition Partners)との56億ドルの取引後、ユティカ(Utica)およびマーセラス(Marcellus)地域で事業を拡大したため、生産量が増加した。
第3四半期のEOGの生産量は、前年同期の108万bepdから130万バレル/日に増加した。
EOGのエズラ・ヤコブ最高経営責任者(CEO)は、デラウェア・ベイスン、イーグルフォード、ユティカ・シェール地域の同社の資産は予想を上回る業績を上げており、国際的な資産も成長を後押ししていると述べた。
同社によると、第4四半期の生産量は135万ブーデンドから139万ブーデンドの範囲、通年では121万ブーデンドから123万ブーデンドを見込んでいる。
天然ガス生産量の平均実現価格は36%以上上昇し、1,000立方フィート当たり2.80ドル((Mcf))となった一方、石油生産量の実現価格は14.2%下落し、1バレル当たり65.95ドルとなった。
LSEGがまとめたデータによると、ヒューストンに本社を置く同社は9月30日に終了した四半期に、アナリストの平均予想2.43ドルに対し、1株当たり2.71ドルの調整後利益を計上した。