
Parth Chandna
[ 11月6日 ロイター] - カーマックスKMX.Nのビル・ナッシュ最高経営責任者(CEO)は24日、今月末までに退任 すると発表した。
同社の株価は15%以上下落した。セッションの動きも含めると、同社株は今年に入ってから約58%の値を下げている。
米国最大の中古車小売業者は、今年初めの関税による需要急増が市場全体の落ち込みを引き起こした後、車両を高値で再販する難しさに直面している。
「しかし、最近の業績はその可能性を反映しておらず、変革が必要だ」と、トム・フォリアード取締役会長は述べた。
加えて、自動車業界における信用不安 (link) により、購入者がローンを組むのが難しくなっている。
退任するナッシュ最高経営責任者(CEO)は、ルルレモンLULU.Oなどの小売企業で20年以上の経験を持つデビッド・マクレイト取締役に12月1日に引継がれる。
マクライト氏は、正社員のCEOが決まるまでの間、同社を率いることになる。
「ウィリアム・ブレアのアナリスト、シャロン・ザックフィアは、「カーマックスのビジネスが、より広範な中古車環境から切り離されていることは、今後一貫して市場シェアを拡大する能力について大きな疑問を投げかける。
カーマックスは木曜日、小売需要の低迷とマーケティング費用の増加を理由に、第3四半期の既存店売上高が8%から12%減少するとの見通しを発表した。
また、LSEGがまとめたデータによると、第3四半期の純利益は1株当たり18セントから36セントの範囲で、アナリスト予想の1株当たり70セントを大幅に下回ると予想している。
カーマックスによると、この利益予想には指導者交代と人員削減に関連する費用が含まれているという。