
David Shepardson
[ワシントン 5日 ロイター] - ダフィー米運輸長官は5日、政府機関の一部閉鎖が続く中、7日から主要40空港で定期航空便を10%削減するよう指示すると明らかにした。
現在、航空管制官1万3000人、5万人の運輸保安職員が無給勤務を強いられている。病欠の申請も増えて人員不足が深刻化し、運航の遅延や保安検査に時間がかかる状況となっている。
ダフィー氏は、現状を鑑みた上で判断したと記者団に述べた。4日には、政府閉鎖がさらに1週間続いた場合、一部の空域を閉鎖せざるを得なくなる可能性があると警告していた。
航空各社は、政府機関閉鎖が経営に大きな影響を与えることはないとしながらも、長期化すれば予約が減少する可能性があると指摘している。5日は2100便以上が遅延した。