
Stephen Nellis Arsheeya Bajwa
[サンフランシスコ 5日 ロイター] - 米半導体大手クアルコムQCOM.Oが5日に発表した第1・四半期(10─12月)の業績見通しは、スマートフォン業界の最終需要の持ち直しを背景に、売上高と利益見通しが市場予想を上回った。
クアルコムが示した10─12月の業績見通しの中央値は、売上高が122億ドル、調整後1株利益が3.40ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想は売上高が116億2000万ドル、1株当たり利益が3.31ドルだった。
10─12月の半導体売上高見通しは103億─109億ドル。市場予想は100億ドルだった。
第4・四半期(7─9月)決算は、売上高が112億7000万ドル、調整後の1株利益が3.00ドル。いずれも市場予想(売上高107億9000万ドル、調整後1株利益2.88ドル)を上回った。
決算発表を受け、クアルコムの株価は米株式市場取引終了後の時間外取引で2.5%下落している。