
[ 11月5日 ロイター] - トリンブルTRMB.Oは2日、建設や運輸などの業界向けにナビゲーション機器とソフトウェアをバンドルする戦略から恩恵を受け、四半期予想を上回った後、年間業績予想を上方修正した。
同社はまた、第3四半期の年間経常収益が過去最高となったことも報告した。
コロラド州ウェストミンスターに本社を置く同社は、ナビゲーション機器を、データを収集・分析し、実用的な洞察を提供するソフトウェア・ソリューションと統合し、顧客のワークフロー合理化を支援している。
ロブ・ペインター最高経営責任者(CEO)は、この戦略は「競争上の差別化と魅力的な成長を実現し続けている」と述べた。
同社は、地理空間、農業、運輸業界向けのナビゲーション・ソリューションを開発している。
LSEGがまとめたデータによると、同四半期の年間経常収益は23億1,000万ドルで、アナリストの平均予想22億9,000万ドルを上回った。
同社は現在、年間売上高を従来予想の34.8億ドルから35.6億ドルに引き上げ、35.5億ドルから35.9億ドルになると予想している。
また、調整後の年間利益予想も1株当たり2.90ドルから3.06ドルから3.04ドルから3.12ドルに引き上げた。
四半期の売上高は3%増の9億120万ドルで、予想の8億7,030万ドルを上回った。調整後の利益は1株当たり81セントで、予想の72セントを上回った。
同社株は取引開始早々に小幅上昇した。