
Kritika Lamba
[ 11月4日 ロイター] - アリスタ・ネットワークスANET.Nは火曜日、第3四半期の収益が予想を上回ったことを受け、第4四半期の収益をアナリストの予想と同じになると予想し、同社の株価は延長取引で9%下落した。
このネットワーク機器プロバイダーの株価は、企業も投資家も急速に拡大するAI分野に資本を投入し続けているため、AI投資の急増に後押しされ、前引け時点で約40%急騰していた。
投資家たちは、現在進行中の人工知能のブームや、企業によるAIインフラへの支出が加速していることを考えると、この予測は圧倒的なものではないと判断した。「モーニングスターのシニア・エクイティ・アナリスト、ウィリアム・カーウィンは言う。
「このような動きはAI関連銘柄によく見られ、予想を上回るだけでは株価は上昇しない。
データセンターで広く使われているイーサネット・スイッチやルーターなど、アリスタの製品は、AIブームの中で引き続き強い需要があり、高度なネットワーク機器へのニーズが高まっている。
同社の顧客基盤には大手クラウドサービスプロバイダーが含まれ、2024年にはマイクロソフトMSFT.Oとメタ・プラットフォームズMETA.Oがそれぞれ総売上の約20%と15%を占める。
LSEGがまとめたデータによると、アリスタでは第4四半期の売上高を23億ドルから24億ドルと予想していた。
調整後の第3四半期の1株当たり利益は75セントで、アナリスト予想の71セントを上回った。
第3四半期の売上高は23億1000万ドルで、アナリスト予想の22億5000万ドルを上回った。