
[ 11月4日 ロイター] - 保険会社アシュラントAIZ.Nの第3四半期の利益は、グローバルな住宅事業の好調に牽引され、火曜日にほぼ倍増し、取引終了後の株価は1%以上上昇した。
消費者や企業にとって必要不可欠な保険であるため、保険料は軟化し、景気は一進一退で、マクロ的な不確実性もある中、保険会社各社を支えている。
アナリストは、このような回復力は、健康保険、損害保険、自動車保険など、保険加入が必須であったり、ファイナンシャル・プランニングにおいて重要であったりする保険のリスク管理提案によるものだとしている。
同社のグローバル住宅部門は、貸主の住宅所有者保険、製造住宅保険、洪水補償を提供しており、9月30日に終了した四半期に7億290万ドルの正味収入保険料、手数料およびその他の利益を計上した。
特殊保険業界は、消費者ニーズの変化、資産価値の上昇、テクノロジーの進化に伴い、従来の補償モデルが適応して拡大している。
一方、アシュアラントは、関税やマクロ経済への懸念を払拭し、市場が上昇基調を維持したことから、第3四半期のポートフォリオのリターンも増加した。
アシュラントの正味投資利益は前年同期の1億2970万ドルから1億3350万ドルに増加した。
9月30日に終了した3ヵ月間の純利益は、前年同期の1億3,380万ドル(1株当たり2.55ドル)に対し、2億6,560万ドル(1株当たり5.17ドル)となった。