
[ 11月3日 ] - シーメンス・エナジーENR1n.DEの株価は、モルガン・スタンレーが中期的な見通しの改善を受けて目標株価を引き上げた後、約3%上昇し史上最高値を更新している。
ブローカーは、2026年と2027年のガスとグリッド事業のEBITDAマージンが上昇し、2028年のEBITDAは、ポジティブな価格トレンドと同業のGEヴァーノバGEV.Nからのリードアクロスにより、現在のコンセンサスより20~44%上回ると予想している。
ブローカーは、現在のコンセンサスは、ガスからの新規設備収益への価格寄与とグリッド・バックログ・マージンを過小評価しているとしている。
同社は6月時点で、ガスタービンの持続的な需要を示す58GWの受注残を報告しているため、ガスタービンの受注残は「注目される」だろう。
また、同社株は2028年の予想EV/EBITDAの9.7倍で取引されており、欧州の資本財セクターに対して20%のディスカウントがあり、同業他社を下回っている。
月曜日の上昇を含めると、株価はYTDで119.43%上昇している。