
[ 10月31日 ロイター] - ファースト・ギャランティー・バンクシェアーズFGBI.Oは金曜日、自動車部品メーカーの倒産に関連した不良債権に対する減損費用と引当金の積み増しを計上したため、第3四半期は赤字に転落したと発表した。
フィフスサードFITB.OやJPモルガン・チェースJPM.Nを含む複数の米銀は最近、自動車部品メーカーのファースト・ブランズやサブプライム金融業者のトリコロールの倒産による影響を受け、市場の懸念を高めている。
全体的なクレジットの質は依然として高いが、 (link)、孤立した出来事が米国の銀行セクターのリスクに対する投資家の懸念を高め、今月初めに同セクターの暴落((link))に火をつけた。
ファースト・ギャランティは、第3四半期中に連邦破産法第11章の適用を宣言した無名の自動車部品メーカーに関連する事業体に対して5,200万ドルのクレジット・エクスポージャーを有していると述べた。
ロイターが倒産した自動車部品メーカーの名前を尋ねたところ、ファースト・ギャランティは即座に回答しなかった。
貸倒引当金繰入額は前年同期の490万ドルから4,790万ドルに急増した。
ファースト・ギャランティーの株価は、前場に17.5%急落して7ヶ月ぶりの安値をつけた後、2.4%上昇した。木曜日、ファースト・ギャランティは四半期報告書を発表した。
同行の株価は前引け時点で年初来41.5%下落したままだ。
「現在判明している事実を踏まえ、当行は債権に対する積極的な引当措置を講じた。マイケル・ミネア最高経営責任者(CEO)は次のように述べた。
「当面は、これらの商業用リース債権に対する高水準の引当金を維持する予定です。
同行の9月30日に終了した3ヵ月間の純損益は、前年同期の190万ドル(1株当たり11セント)の黒字に対し、4,500万ドル(1株当たり3.01ドル)の赤字に転落した。
株価が簿価を下回る水準で取引され、引当金繰入額が増加したためだ。