
[ 10月30日 ロイター] - モトローラ・ソリューションズMSI.Nは21日、政府機関からのセキュリティ製品や重要通信機器に対する堅調な需要に牽引され、第3四半期の利益予想を上回り、今四半期の収益成長率も予想を上回ると予想した。
同社は、北米の公共安全機関や政府機関が無線システムをアップグレードし、ビデオ・セキュリティやコマンド・センター・ソフトウェアに投資していることから、一貫した支出の恩恵を受けている。
また、米国救済計画法(American Rescue Plan Act)などの政府プログラムによる資金援助も需要を後押ししており、州および地方政府には重要通信インフラの近代化資金が提供されている。
LSEGが集計したデータによると、モトローラ・ソリューションズ社の第4四半期の売上高は、アナリストの平均予想10.8%増に対し、11%増となる見通しだ。
9月期の調整後一株当たり利益は4.06ドルで、予想の3.85ドルを上回った。
第3四半期の売上高は30億1000万ドルで、アナリスト予想は29億9000万ドルだった。
しかし、モトローラ・ソリューションズの株価は、取引時間の延長で約1%下落した。