
[ 10月30日 ロイター] - アマゾン・ドット・コムAMZN.Oは木曜日、企業が人工知能((link))に絶え間ない投資を続ける中、同社のクラウド・サービスへの需要が旺盛であることから、四半期収益がウォール街の予想を大幅に上回ると 予想した。
大規模なクラウド需要は、世界的な貿易不安から来る消費マインドの低迷の中、ホリデーシーズンに向けて準備を進めているeコマース事業の成長鈍化によるプレッシャーを和らげる のに役立っている。
アマゾンの株価は、取引時間中に10%以上急騰した。
同社のクラウド部門であるアマゾン・ウェブ・サービスの9月期第3四半期の売上高は、予想の17 .95%増に対し 20%増となった 。
LSEGがまとめたデータによると、アマゾンは第4四半期の純売上高を2060億ドルから2130億ドルの間と予想したが、アナリストの平均予想は2081億2000万ドルだった。
世界最大のクラウド・プロバイダーであるAWSの好調な決算は、水曜日に報告されたマイクロソフトMSFT.OのアジュールとグーグルGOOGL.Oのクラウドがそれぞれ業界2位と3位であったことに続くものであった。
マイクロソフト、グーグルの親会社であるアルファベット、フェイスブックのオーナーであるメタは、チップやデータセンターに資金を投入するため、年間資本支出の増加計画を発表した。
AWSは通常、アマゾンの総売上高の15%強を占めるが、このセグメントは巨大な利益エンジンであり、同社の総営業利益の約60%を占めている。この部門は、第2四半期に17.5%の収益成長を報告した。