
[ 10月30日 ロイター] - 産業用工具メーカーのアメテックAME.Nは木曜日、第3四半期の予想を上回った後、年間利益予想を上方修正した。
株価は決算後のプレマーケット取引で約6%上昇した。
産業および航空宇宙市場で使用される特殊モーター、センサー、モーション・コントロール・システムを製造する電気機械部門の四半期売上高は、前年同期比13%増の6億4630万ドルだった。
同部門は、医療用部品・器具を製造するパラゴン・メディカル部門の受注増が寄与し、営業利益率は250ベーシスポイント拡大した。
ペンシルベニア州バーウィンを拠点とする同社は、現地生産や価格調整といった関税緩和策による恩恵が通年で期待できると以前に述べていた。
同社は、2025年の調整後利益を1株当たり7.32ドルから7.37ドルの範囲と予想し、事前予想の7.06ドルから7.20ドルを上回った。
LSEGがまとめたデータによると、アメテックの第3四半期の調整後利益は1株当たり1.89ドルで、アナリストの平均予想1.76ドルを上回った。
同社の四半期純売上高は、前年同期の17億1000万ドルから18億9000万ドルに増加した。アナリストらは18億2000万ドルを予想していた。