
[ 10月29日 ロイター] - 医療機器メーカーのアライン・テクノロジーALGN.Oは2日、歯科用製品の旺盛な需要を背景に、第4四半期の売上高予想を上方修正し、第3四半期の予想を上回った。
インビザラインやその他の歯科製品を製造する同社は、第4四半期の売上高を従来予想の9億6500万ドルから9億8500万ドルに対し、10億3000万ドルから10億5000万ドルの範囲と予想している。
また、主力製品であるクリアアライナーの年間数量成長率は、前回予想の1桁台前半から、1桁台半ばになると予想している。
「第3四半期の業績は、主にEMEA、APAC、中南米地域が牽引したクリアアライナーの販売量の前年同期比成長と、主にティーンエイジャーとキッズカテゴリーが牽引したAPACと中南米地域の力強い前四半期比成長を反映しています」と、アライン社のジョー・ホーガンCEOは述べた。
LSEGがまとめたデータによると、アリゾナ州テンピを拠点とするアライン社の第3四半期の売上高は9億9570万ドルで、アナリストの平均予想は9億7633万ドルだった。
調整後ベースでは、9月30日に終了した3ヵ月間の1株当たり利益は2.61ドルで、予想の2.40ドルと比較した。
第3四半期には、リストラクチャリング費用、減損損失、加速償却費として8,830万ドルが発生した。
アラインは、今回の米国の関税措置による事業への重大な変更は現在のところ予想していないと述べた。